キーンと寒いけど、冬は見上げれば星の輝きにエッジがきいている。この形→☆よろしく光が尖っている。
逆に足下を見て歩くと、この季節ほんとうによく手袋が落ちている。落ちているというより置いてあるんじゃないかという状態のもある。こないだは手首のところにファーのついた女性用のきれいな手袋が両手そろって落ちていた。道の真ん中で倒れて両手をついてからそのまま抜けたような状態で落ちていて、小さい手袋だけど、気をつけてまたぐ気分で通った。
脱皮してそのまま置いてきぼりにしたみたい。ご主人はどんな人だいと手袋たちに聞きたくなる。
私もすごく気に入っていた手袋を何度か落としたり忘れたりしてなくして落ち込んだことがあるけど、落ちてる手袋を見ると、そっちのほうが悲しそうだなと思ってしまう。

さて、前の日記で「展示やりたいな」と書いてましたが、タイミングよくありがたく誘ってもらい個展やることになりました。春です。けっこうすぐです。どういうことしようか考えつつ、歩きながら手袋みつけると「こいつらをどうにか使えないもんか」とまた違うとこにトリップしてしまう。
‥とまだそんな感じですが、楽しいことしたいなと思います。
なんだか今年はありとあらゆることで自分が刷新されるような、というより刷新される準備なのか‥。
ウーッときつい膿み出しもフッと入る新しい空気もあっていろんな気づきがありました。
来年に、楽しい春につながっていくといいなと白い息吐いて上見たり、下見たりして歩いています。